
江戸時代からの伝統製法をずっと守っている香川県の「ばいこう堂」の和三盆を紹介します。
我が家に仏壇はありませんが、お線香を立てて故人を偲ぶスペースに、コーヒーとお菓子を供えています。定番のお菓子となったのがこの和三盆です。さとうきびの絞り汁をアクを丁寧に取りながら煮て、にごりのない汁を作るのが和三盆作りの最初の工程。
白さを求めて、押し舟(糖と蜜に分離させる)~つぶり(木槌で砂糖をたたいて水分を抜く)~研ぎ(蜜を抜いて結晶を細かくする作業)の作業を3回繰り返すのが「和三盆」の名の由来だとか。
とても手のかかった美しいお菓子です。口に入れるとほろっと溶けて甘みは上品。違うデザインの和三盆が季節ごとに出るのもとても楽しみです。
(risasan_0513)
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2022年 10月 17日トラックバック:カルチャー – Tokimeki Site
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